FXのためのダウ理論(6) トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する

ダウ理論の6つ目。

トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する

次の図を見てほしい。

トレンド転換

いま、短期のトレードチャンスを狙っており、図は長期の値動きだとする。の時点で安値切り上げ・高値更新となるので、ここから上昇トレンドだ。

その後、大きく上昇し、の部分で横ばいになる。

しかし、まだ直近安値を割っていない以上、上昇トレンド継続中なのだ。したがって、ここが天井だと判断して新規の売りを入れていくのは、かなりリスクが高い。売っていけるだけの根拠を積み上げる必要がある。それは難易度が高いことなので、初心者はやめておく方が無難だ。

プロでも、勝っている人ほど、わざわざ難易度の高いところで手を出さない。早く稼ぎたいのであれば、確実性の高いところでロットを大きくすればいいだけだ。

すでに買っていたトレーダーが、の付近で利益確定の売りをするのはアリ。

さて、話を戻そう。の部分は、まだ上昇トレンド中なので、あくまでも買い待ちの段階だ。中期・短期の値動きを見て、エントリーチャンスがあれば買っていく。

ただし、トレンドはいつかは終わる。すでに大きく上昇した後なので、よほど明らかなチャンスでない限り見送ることも重要だ。結果的に伸びたとしても、気にしないことだ。また、エントリーしたとしても、直近高値を更新するだけの勢いがなさそうであれば、早めに利益確定をするのが無難だ。

そして、の時点でついに直近安値を割ってしまうので、ここでやっと、上昇トレンドは終了する。

このように、明確に安値割れするまでは、上昇トレンドは継続しやすい。下降トレンドの場合は逆で考えればいい。

の続きだが、上昇トレンドが崩れたので、買っていくのは難しくなる。だからと言って、下降トレンドになっているわけでもない。トレンドレスなので、売っていくことも難しい。

さらに見ていくと、の時点で高値切り下げ・安値更新となり、下降トレンドが発生している。ここまで来てようやく、売りのタイミングを探していくことになる。